肋間筋(読み)ロッカンキン(英語表記)intercostalis

デジタル大辞泉 「肋間筋」の意味・読み・例文・類語

ろっかん‐きん〔ロクカン‐〕【×肋間筋】

肋骨と肋骨とを連絡している筋肉内外の2層があり、内方は肋骨を引き下げて呼気を、外方は引き上げて吸気を行わせる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肋間筋」の意味・読み・例文・類語

ろっかん‐きん ロクカン‥【肋間筋】

〘名〙 二つの肋骨の間にある筋肉。内外の二層があり、内方の内肋間筋は肋骨を引き下げて呼気を、外方の外肋間筋は引き上げて吸気を行なわせる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「肋間筋」の意味・わかりやすい解説

肋間筋
ろっかんきん
intercostalis

肋骨の間に張る筋肉で,呼吸運動にあずかる。外肋間筋と内肋間筋があり,外肋間筋は肋骨を引上げて胸郭を広げ,吸気運動を行うのに対し,内肋間筋は外肋間筋の内側にあって肋骨を下げ,胸郭をせばめ,呼気運動を行う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android